【2022年度上期飲食店動向1】店舗改装バブルが落ち着き新規出店への動きが堅調(店舗デザイン.COM調べ)
出店者とデザイン会社のマッチングサービス「店舗デザイン.COM」を運営する株式会社シンクロ・フード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤代真一、東証プライム市場:3963)は、2022年度上期の飲食店における店舗デザイン依頼動向について、コロナ前である2019年からのデータと比較しながら推移を調査しました。
- 2020〜2021年度にかけての店舗改装の顕著な伸びにブレーキ
https://www.tenpodesign.com/
2022年度上期の店舗デザイン依頼動向を調査するにあたり、コロナ以前(2019年)からの比較を実施したところ、2020年度上期から2021年度上期にかけて店舗改装の依頼が著しく増えていることがわかります。そして、2021年度上期をピークに、2021年度下期以降は改装案件数が連続して大きく下落した結果となりました。
同期間における店舗デザイン案件全体の中で改装案件の割合を抽出したのが次のグラフです。2021年度上期の23.2%をピークに続落しています。
- 改装案件数の伸びを牽引していたのは飲食店
要因としては、コロナ禍で飲食店の通常営業が制限されたこと、コロナ対策として密を避けた客席配置に改装したりテイクアウトやデリバリー用のテーブルを造作するなど新たな業態への対応、そして飲食店向けに感染拡大防止協力金や各種助成金が支給されたことが影響していると思われます。
2021年度下期以降に改装案件数が減少に転じたのは、飲食店が全体的にコロナ対策の改装が落ち着いたことや感染拡大防止協力金の支給が終了したことが一因と考えられます。
- 2022年度上期の新規出店案件数は堅調
今後の飲食店の皆様の新たなチャレンジに応えられるよう、店舗デザイン.COMをはじめとする弊社のサービスで貢献してまいります。
- 店舗デザイン.COMが5月にお客様の声を反映し大幅リニューアル
「事例」を見やすく・比べやすいUIに一新。理想の店舗イメージに合った会社探しができるように改善しました。
加えて、「店舗デザイン.COM」で提供している、マッチングサービスも改良。過剰な競合を排除するルールを設けるなど、マッチングの精度を高める仕組みの構築に取り組んでいます。
また、一定の結果を得られた時に料金が発生する従量課金を導入し、仕事量の変化が激しいデザイン会社にもフレキシブルに活用いただけるようになります。
今後も、店舗デザイン.COMは、店舗を出店・運営される施主とデザイン会社との最適なマッチングにより、地域活性化につながる店舗がたくさん生まれていくことを支援してまいります。
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本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
株式会社シンクロ・フード
住所:東京都渋谷区恵比寿南一丁目7番8号 恵比寿サウスワン3階
TEL:03-5768-9522 Mail:support@synchro-food.co.jp
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