飲食店の空き店舗率が高いエリアと低いエリアのランキングを飲食店.COMが発表!~東京23区編~

飲食店の出店開業・運営に役立つサービスをワンストップで提供する飲食店.COM(運営:株式会社シンクロ・フード)では、飲食店.COM上に公開中の空き店舗物件と飲食店データをもとに「飲食店の空き店舗率が高いエリア」の調査結果を発表いたしました。
http://www.inshokuten.com/

■「飲食店の空き店舗率が高いエリアと低いエリア」の調査の経緯と調査方法について
飲食店の出店・開業において、「どこに出店するか」は非常に重要な要素です。しかしながら、飲食店物件に限定した空き店舗の割合などのデータはほとんど開示されておりません。
飲食店の出店者は、自身の出店希望エリアに飲食店物件が出やすいかどうかがわからず、出店希望エリアを広げるべきかどうかの判断もしにくいのが現状です。
そこで、飲食店.COMでは、直近の空き店舗物件情報と運営中の飲食店物件情報を下記の算出方式で掛け合わせることで、「飲食店の空き店舗率が高いエリア」「飲食店の空き店舗率が低いエリア」を調査しました。

算出方式
   空き店舗物件数(※1)
―――――――――――――――――――― = 空き店舗率
飲食店舗数(※2)+空き店舗物件数(※1)

※1 2016年11月3日時点の飲食店.COM上の東京23区内の空き店舗物件情報数(2,189件)
   http://www.inshokuten.com/bukken/kanto/list/?searchLocal=23ward
※2 株式会社シンクロ・フードが保有している運営中の飲食店物件情報

飲食店の空き店舗率が高いエリア(東京23区TOP5)
順位 |  区   | 空き店舗率 |
1位   渋谷区    5.62%
2位   杉並区    5.31%
3位   世田谷区   4.54%
4位   港区     4.50%
5位   台東区    4.44%

飲食店の空き店舗率が低いエリア(東京23区TOP5)
順位 |  区   | 空き店舗率 |
1位   中央区    2.32%
2位   品川区    2.77%
3位   千代田区   2.83%
4位   板橋区    2.92%
5位   江戸川区   2.97%

飲食店の空き店舗率が高いエリア1位の渋谷区は、過去に弊社が調査した飲食店の出店が多かった駅のデータ(http://www.inshokuten.com/foodist/article/1726/)で渋谷駅が1位になるなど、出店数も非常に高いエリアです。飲食店の入れ替わりが多いことから、空き店舗率が高いと言えそうです。
2位・3位の杉並区、世田谷区は、住居立地が多いエリアです。過去の閉店割合の調査(http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000001049.html)では、立地タイプ別の閉店割合の項目で、住宅立地での閉店率が4割強と、最も高い割合でした。このことを反映している結果と言えるかもしれません。
一方、飲食店の空き店舗率が低いエリア上位3位の中央区、品川区、千代田区でした。銀座や神田などの飲食店開店数は比較的多いものの、物件供給数が渋谷区と比べて半数程度と少なく、空き店舗自体がなかなか出にくい状況であることがうかがえます。

飲食店.COMでは、今後も様々なデータの解析や分析をおこない、飲食店の出店者・運営者の皆さまにとって価値ある情報をお届けしてまいります。

飲食店の物件を探したい方はこちら
 飲食店.COM 物件探し [首都圏版]
 http://www.inshokuten.com/
 飲食店.COM 物件探し [関西版]
 http://www.inshokuten.com/bukken/kansai/

飲食店を居抜き店舗として売却したい方はこちら
 居抜き情報.COM [首都圏版]
 https://www.inuki-info.com/
 居抜き情報.COM [関西版]
 https://www.inuki-info.com/consult/kansai