2017年飲食店の平均給与は首都圏25.2万円、関西23.7万円! 業態・職種別の社員月給年間データを求人@飲食店.COMが発表!
飲食店専門の求人情報サイト「求人@飲食店.COM(運営:株式会社シンクロ・フード)」(http://job.inshokuten.com/)が、2017年の首都圏および関西の飲食店の平均給与データを発表します。
2017年の首都圏エリアにおける飲食店の社員月給は251,604円となり、前年に比べて+4,417円増加(前年比102%)、関西エリアでは236,926円で前年から+5,556円増加(前年比102%)という結果になりました。
2017年の首都圏エリアにおける飲食店の社員月給は251,604円となり、前年に比べて+4,417円増加(前年比102%)、関西エリアでは236,926円で前年から+5,556円増加(前年比102%)という結果になりました。
調査の詳細は下記の通りです。
「求人@飲食店.COM」の掲載データより、首都圏および関西エリアにおける2017年(2017/1/1~2017/12/31)の求人101,718件を対象に「平均給与」「業態別平均給与」「職種別平均給与」3つのテーマにフォーカス。前年度との比較で平均給与を調査しました。
■平均給与
※平均給与の算出方法:求人募集時の給与下限額より算出。
※少数点以下は四捨五入。
2017年の首都圏の飲食店の社員月給は251,604円で前年から+4,417円増加(前年比102%)、また関西では236,926円となり、前年から+5,556円増加(前年比102%)と首都圏と同等の上昇率となりました。売り手市場が続く飲食業界では年々給与が高騰しており、いずれのエリアもそのトレンドを反映した結果となっています。また、アルバイト時給については、首都圏では前年から+21円増加して1,056円(前年比102%)、関西では+22円増加の955円(前年比102%)といずれも上昇しています。
2017年10月の最低賃金改定では、前年に引き続き過去最高レベルの引き上げが実施され、東京、大阪ともに+26円最低賃金額がアップしました。こちらの最低賃金改定が、平均給与の増額にも大きく影響していると考えられます。
■業態別平均給与
求人@飲食店.COMの主要業態である「イタリアン」「和食」「居酒屋・ダイニングバー」「カフェ・ベーカリー・スイーツ」「洋食・西洋料理」の5項目において業態別の給与額を調査したところ、いずれの業態も前年から給与額が上昇していました。
2017年に最も月給が高騰した業態を調査したところ、首都圏では和食(+5,179円)、関西ではカフェ・ベーカリー・スイーツ(+7,664円)が最も上がり幅が大きい結果となりました。
一方上がり幅が少なかったのは首都圏ではカフェ・ベーカリー・スイーツ(+2,608円)、関西では洋食・西洋料理(+1,732円)という結果となりました。
なお、業態別給与額を比較すると、比較的採用が難しい業態は給与が高めで、採用しやすい業態は給与が低めという傾向にあります。2018年も、おそらくこの傾向は続くと思われます。
■職種別平均給与
職種別給与額を比較すると、首都圏・関西ともにサービス・ホールよりも調理スタッフの給与額が高い結果となりました。給与額の上がり幅を比較すると、首都圏では調理スタッフの方が高く(+4,902円)、関西ではサービス・ホールの方が高い(+4,349円)結果となりました。
詳しいデータはこちらから
http://www.inshokuten.com/recruit/knowledge/trend/detail/219
飲食業界の月給・時給データがわかる調査レポートはこちらから
http://www.inshokuten.com/recruit/knowledge/trend/list/?serachCategoryCode=3
求人@飲食店.COMでは、今後も様々なデータの解析や分析を行い、飲食店で働きたい方、飲食店の出店者・運営者の皆さまにとって価値ある情報をお届けしていきます。